3児死亡飲酒事故から15年 捜査担当した警察官は思う

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板倉大地 古畑航希
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 福岡市で2006年、飲酒運転の車に追突され、幼い子ども3人が亡くなった「海の中道大橋」の事故から25日で15年がたった。だが、いまも飲酒運転による事故は後を絶たない。

 今年6月には、千葉県八街市でトラックが小学生の列に突っ込み児童5人が死傷。運転手は飲酒運転だった。15年前の事故を捜査した福岡県警交通捜査課の中山高志警部(59)は「またか」とやりきれない気持ちになったという。

 長年、交通事故の鑑識作業を担当。飲酒運転による事故をニュースで知るたび、当時の事故現場での光景を思い出す。

 06年8月25日夜、博多湾にかかる海の中道大橋は騒然としていた。ガードレールはひしゃげ、クレーン車が約15メートル下の海に転落した車を引き揚げようとしていた。鑑識作業は数時間に及んだ。路面に顔を近づけ、ライトで照らして車の部品の破片を集めた。

無念を晴らせるのは私たちだけ

 この事故で、車に乗っていた1~4歳の3児が亡くなった。「同じ3人の子どもを持つ父親として、ショックで許せなかった。ご両親は想像できないくらいの悔しさがあっただろう」

 事故を起こしたのは福岡市職…

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