中止→実施→やっぱり中止 パラ観戦、開幕日に二転三転

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柏木友紀、北沢拓也
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 「またとない体験ができるように、観戦を実施することとしました」

 東京パラリンピック開幕日の24日、東京都港区立の幼稚園、小中学校の保護者向けにこんなメールが届いた。子どもたちの観戦機会を増やそうと、東京五輪・パラリンピックで企画された「学校連携観戦」の実施を知らせるメール。多くの自治体が見合わせる中で、「正反対」の動きだった。

 港区は7月に、一度は中止を決めていた。新型コロナウイルスの影響で、配分されるチケットが減り、区が理想とする「対象の全児童・生徒の参加」が困難になったためだった。

 開幕を目前に控えた今月19日、都教育委員会から、全員分のチケットはそろわない前提で、観戦の打診があった。区教委は、コロナの影響で昨年度、学校の宿泊行事ができなかった小学6年生の約1500人と中学生約2200人に限って実施を決めた。

 しかし、保護者にメールで知らせた日の夜、区教委は再度、中止を決断した。観戦前にPCR検査を受けるべきかなど、都との調整が終わらず、「準備期間が足りない」と判断した。翌25日、「安全・安心な観戦に向けた準備と説明を十分に行えない。短期間での変更で混乱を生じさせたことをおわびする」と、保護者に再びメールを送った。

 実現すれば、9月2~3日に…

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