荒れる海、子助けるため溺れた父 そこに高校生サーファー

ライター・田中泰子
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 海でおぼれていた男性を連携して救助したとして、香住海上保安署(兵庫県)は24日、鳥取県立岩美高校の生徒ら3人に感謝状を贈った。

 表彰されたのは岩美高校2年の谷岡拓海さんと、いずれも会社員で京都府長岡京市の北川裕久さん、大阪府高槻市の久永祐史さん。署によると3人は10日午後2時半ごろ、兵庫県新温泉町の居組県民サンビーチで海に流された男の子を連れ戻そうとした父親が岸まで泳ぎ切れずにおぼれていたところを、浜にいた妻の救助要請に応じ、サーフボードに乗って駆けつけ、救助した。男の子は自力で浜に戻り、父親にもけがはなかった。

 贈呈式は岩美高校であった。谷岡さんは、小学2年からサーフィンを始め、全国大会にも出場するほど。今年の夏休みの半分はサーフィンに出かけていたという。知人の北川さん、久永さんと協力し、サーフボードや肩につかまってもらいながら救助した。「助けられてよかった。荒れている海で海水浴をしていたので、今後そのような人を見かけたら、おぼれる前に注意できたらと思った」と話した。

 他の2人は遠方のため欠席した。(ライター・田中泰子)