徳島市議3人が市職員に不当要求か 弁護士が調査報告書

伊藤稔
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 徳島市は25日、市議が市職員に対し、特定の事業者に便宜を図ることを求めるなどの不当要求をしていた疑いがあると発表した。

 昨年6月、私立認定こども園・保育園整備補助事業を巡り、市議の「過度の介入」の有無が市議会で議論となったことを受け、外部の弁護士が調査を実施。20のケースで、市議3人が職員に不当な働きかけをした可能性があると認定した調査報告書をまとめた。市は市議の氏名について個人情報にかかわるとして公表していない。

 報告書では、職員が市議の要求通りに、特定の事業者に便宜を図ったり、組織の方針を撤回して不正な業務遂行を行ったりした疑いがあることなどを指摘した。内藤佐和子市長は会見で「職員への意識改革を含めた更なる再発防止策などを早急に検討していきたい」と話した。(伊藤稔)