五輪「名誉のため」には懐疑的? 「否定」薄れた理由は

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小宮山亮磨
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 世論調査では開催直前になっても反対の声が根強かった東京五輪。SNSでは日本勢の活躍などで盛り上がる一方、期間中に新型コロナウイルスの感染者が急増したこともあり、その評価は日々、ポジティブとネガティブの間を揺れ動いた。

 五輪への受け止めは、結局どうだったのか。

 定点調査の結果を見ると、スポーツの楽しさを味わったことで五輪への否定的な感情は次第に和らいだものの、「名誉のため」といった大義には懐疑的な人が多かったことがうかがえる。

五輪反対、7割→5割に

 大阪大の三浦麻子教授(社会心理学)と香港城市大の小林哲郎准教授(同)は、五輪に対する世論の移り変わりを探ろうと、5月下旬から全国の1千人を対象に調査を始めた。答えてくれた人に次回の協力を依頼する形で調査を続け、閉幕後の8月10、11日にあった10回目では789人から回答を得た。

 開催への賛否を聞くと、1回…

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