帰れない夏に「写真でただいま」 屋台発のあったかみ

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吉本美奈子
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写真展「おじいと私」の会場で来場者に撮影される吉野菜百里さん=2021年8月23日、福岡市中央区、吉本美奈子撮影
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 今年も帰省できない、会いたい人にも会えない。そんな夏に、笑顔の写真と直筆の手紙を大切な人に届ける「写真でただいま」が福岡市で始まった。コロナ禍で自由に営業できない天神の屋台店主たちが企画した。写真展会場で撮影したポートレートをその場でプリントする。SNSとは違うぬくもりが、人と人をつなぐ。

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愛犬を抱く日高あゆみさん(右)を撮影する吉野菜百里さん=2021年8月23日、福岡市中央区、吉本美奈子撮影

 ポートレートを撮るのは、sakunene(サクネネ)こと吉野菜百里(さゆり)さん(43)。コーヒーのある風景を撮影していた縁で市内のコーヒー店で何度か写真展を開いたことがある。

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実家宛ての手紙に、写真展会場で撮影した愛犬と一緒の写真が同封された=2021年8月23日、福岡市中央区、吉本美奈子撮影

 写真に共感して、声をかけたのがスガワラタケハルさん(54)だ。「megane coffee&spirits」というコーヒーや蒸留酒メインの屋台を営んでおり、自身の屋台で写真展を開いてもらおうと考えた。

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その場で撮影された写真入りの手紙を会場の「ポスト」に投函する日高あゆみさん。後方はスガワラタケハルさんの屋台=2021年8月23日、福岡市中央区、吉本美奈子撮影

 2020年冬の開催に向けて…

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