大谷、3被弾気にせず 「なるならないはそのとき次第」
(25日、大リーグ=オリオールズ10―6エンゼルス)
「1番・投手」で先発した大谷翔平は、5回4失点。2点リードで降板し、勝利投手の権利を得ていたが、救援陣が試合をひっくり返されたため、自身9勝目はお預けとなった。
日米両方のプロキャリアで、初めて3本塁打を浴びた。「長いイニングを投げたい」という思いから、球数を少なくするために早く勝負したい大谷と、速球にタイミングを合わせて積極的にバットを振ってくる相手打線のスタイルが、かみ合ってしまった。
ただ試合後の本人は、さほど気にしていなかった。「相手の打球がホームランになっているか、なっていないかの違い。飛球がアウトになるか、ならないかは、そのとき次第」。3本塁打とも、球種はすべて93マイル(約149キロ)の速球。スライダーやスプリットなどは効果的で、7三振を奪った。
84球でマウンドを譲ることになった点については、意外だったようだ。「あそこから(ギアを)上げて、もう2イニングぐらいと思っていた。(降板は)予想していなかったので、悔しい」。続投していたら、また展開は変わっていたかもしれない。(ボルティモア=井上翔太)
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