夏の甲子園、4強すべてが近畿勢 大会史上初めて

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 第103回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)は26日、準々決勝があり、京都国際、智弁和歌山智弁学園(奈良)、近江(滋賀)が準決勝に進んだ。4強がすべて近畿勢となるのは大会史上初。

 これまでは、第9回大会(1923年)の3校が最多だった。立命館中(京都、現立命館)、甲陽中(兵庫、現甲陽学院)、和歌山中(和歌山、現桐蔭)が近畿勢として勝ち残り、もう1校は松江中(島根、現松江北)だった。

 この日の準々決勝では、敦賀気比(福井)、石見智翠館(島根)、明徳義塾(高知)が敗退し、第4試合は、近江と神戸国際大付(兵庫)の近畿勢対決だった。今大会は、関東勢が40年ぶりに、東北勢が14年ぶりに3回戦までで姿を消した。近畿勢5校が8強入りしたのも史上初めてだった。

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    稲崎航一
    (朝日新聞大阪スポーツ部長)
    2021年8月27日17時47分 投稿
    【視点】

    約100年ぶりの〝記録更新〟です。 元々近畿の強豪校にいい選手が集まっているのはもちろんありますが、やはり今年は長雨による順延続きで甲子園滞在が延びたため、遠方の学校はコンディション調整に苦労しました。 近畿の学校も宿舎に泊まっ

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