「ちょっと酔いたい」ニーズあり 広がる低アル飲料

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若井琢水、田幸香純
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 翌朝に響くのは避けたい、でもノンアルコールでは物足りない――。そんなニーズを目がけて、飲料各社がアルコール度数が低めの「お酒」を次々に投入している。新型コロナ下で巣ごもりや家飲みが増えるなか、健康志向も高まっているとみて、飲み方の選択肢を増やして需要を掘り起こそうと狙う。

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アサヒビールが9月に発売する「アサヒ ハイボリー」=同社提供

 アサヒビールは、アルコール度数が「0・5%」と「3%」の2種類を用意したハイボール「アサヒ ハイボリー」を28日に売り出す。ニッカウヰスキーのモルト原酒を使い、度数は低くても本格的な香りや味わいを楽しめるとPRする。350ミリリットルで、希望小売価格は0・5%が税込み195円、3%は199円。

 6月に全国発売した度数0・5%のビールテイスト飲料「ビアリー」は、お酒の初心者や、ビール離れも指摘されてきた20~30代向けに投入したところ、売れゆきが好調という。メニューに加える飲食店も多く、9月には業務用の小瓶も売り出した。

 サッポロビールも、度数0・7%のビールテイスト飲料「ザ・ドラフティ」を14日に発売した。麦芽100%の生ビールを原料に、麦のうまみを感じる味わいに仕上げたという。サントリースピリッツは、2009年から展開する度数3%の缶チューハイ「ほろよい」をテコ入れ。通年販売は従来15種類だったが、8月31日から16種類目の「アセロラサワー」を売り出した。担当者は「『家飲み』の機会が増える中、多様性の重要度が高くなっている」と話す。

メーカー、利点も課題も

 調査会社インテージによると…

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