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子どもの感染対策 文化祭や体育祭の延期検討を 感染研

新型コロナウイルス

市野塊
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 感染力の強いデルタ株の流行に伴い10代以下の子どもに新型コロナウイルスの感染が広がっているとして、国立感染症研究所は、人が密集する文化祭や体育祭、修学旅行の延期や中止を検討することなどを求める提案をまとめた。教育現場での対策の参考にしてもらう。

 25日にあった厚生労働省の専門家組織の会合で示した。提案はほかに▽高校や大学でのオンライン授業の促進▽教職員や児童、生徒らの体調不良時の速やかな欠席連絡と自宅待機▽教室や通学バスの換気の徹底▽部活動の遠征時、出発前3日以内に抗原定量検査やPCR検査の実施――など。

 感染研によると、小学校の教職員や中学校の部活動や遠征時にクラスター(感染者集団)が発生。子どもから家庭に広がるケースも増えているという。一方、児童同士の大きなクラスターになったケースは確認できていないとしている。

 感染研の脇田隆字所長は会見で「現時点で、インフルエンザのように学校が地域の流行を牽引(けんいん)する状況ではなく、学級閉鎖などはまだ必要ではない」と説明。一方で「大学生、20代前半の感染状況が地域の流行に大きく影響する。大学はなるべくリモート授業にする必要がある」とした。(市野塊)

3~18歳の新型コロナウイルスの感染場所の例

・学校や幼稚園

3~5歳 15・9%

6~12歳 14・6%

13~15歳 33・0%

16~18歳 45・7%

・自宅

3~5歳 59・8%

6~12歳 76・6%

13~15歳 60・0%

16~18歳 39・4%

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