1年半ぶり再開、矢先に緊急事態宣言 子ども食堂の選択

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床並浩一
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 「ようやく再開にこぎ着けたのに。また緊急事態になるなんて」

 三重県いなべ市で、「きずな食堂」を営む任意団体「いなべ子育てネットワーク」の代表を務める服部純子さんは嘆く。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、子どもたちを中心に食事や居場所を提供する各地の「子ども食堂」も、多くが一時休止や縮小を余儀なくされた。

 2019年12月に活動を始めたきずな食堂も、20年2月を最後にいったん休止。一進一退の感染状況が続くなかで、今月8日に活動を再開したばかりだ。

 以前は毎月1回、社会福祉法人が運営する市内のカフェ店で、子育て世代を中心に集まって食べてもらう会食形式だった。「たとえ細くても長く活動を続けることで先が開ける」と、会食の再開はあきらめ、手作りのカレー弁当を約100食分用意。感染対策として、駐車場に乗り入れてもらうドライブスルー方式で、親子連れを中心に市内外の人たちに渡した。

 その後、三重県でも感染拡大が加速し、公表される新たな感染者数は26日も最多を更新した。来月の活動日は、緊急事態宣言下で迎えることになる。

 「多くの人が大変な思いをし…

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