「民主主義対専制主義」は有害 中国高官、米政策を批判

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北京=冨名腰隆
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 中国の外交政策を担う共産党中央外事工作委員会の劉建超弁公室副主任は26日の会見で、バイデン米大統領が示した「民主主義国家VS.専制主義国家」という米中対立構図について、「間違いで有害であり、最終的に国際社会の分断や対抗につながる」と批判した。「中国も自由と民主を追求している」とも述べ、米国主導の国際秩序に異を唱えた。

 会見は、「中国共産党の歴史的使命と行動価値」という文書の発表にあわせて開かれた。党指導部は、重要政治日程の結党100年式典を7月に終えたことから、来年秋の党大会に向けた地ならしに入っている。文書は、共産党が指導的地位にある政治制度の「正しさ」を内外にアピールし、方向性を示す狙いがある。

 劉氏は「世界各国がどのような民主主義を選ぶかは国情、歴史や文化、人民の意思に一致する」としたうえで、「自国の民主主義モデルを他国に押しつけること自体が民主主義の原則に合わない」と訴えた。

 バイデン政権が呼びかける「…

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