三重県知事選に新顔3氏が届け出 コロナ対策など訴え

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 現職の衆院転出に伴う三重県知事選が26日に告示され、新顔3人が無所属で立候補した。新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言の対象に、27日から三重県も加わる。各候補はコロナ対策を中心に訴えている。

 立候補を届け出たのは、元国土交通省自動車局長の一見勝之氏(58)=自民、立憲、公明、国民推薦=、前県議の岡野恵美氏(69)=共産推薦=、建設会社長の石川剛氏(47)の3人。

 与野党相乗りで推薦を受けた一見氏は津駅前で出陣式を開き、各党県組織の幹部らが並んだ。若い世代へのワクチン接種の推進、軽症から中等症の患者の重症化を防ぐ「抗体カクテル療法」の拡充を訴え、「40年間の東京での修業を終え、三重県に帰ってきた。しっかりとした県政を実現します」と述べた。

 岡野氏は津市内で第一声を上げた。三重とこわか国体の中止が決まったことをふまえ、「国体で使われなくなった施設を利用し、臨時の医療施設をつくりたい」と訴えた。さらに「気軽にPCR検査を受けられるようにして、感染拡大を抑える」と述べた。生活交通を重視し、リニア中央新幹線の推進には反対した。

 石川氏は立候補の届け出を済ませた後、報道陣の取材に応じ、「今までの政治は正しい方向に向いていない。立ち上がって是正したい」と訴えた。

 知事選は9月12日投開票。次期衆院選に三重4区から立候補する鈴木英敬知事は同日付で辞職する。