自衛隊機カブールに2度到着、移送は断念 期限は27日

有料会員記事アフガニスタン情勢

松山尚幹、成沢解語、ワシントン=園田耕司
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 アフガニスタンに残る国際機関で働く日本人や日本大使館の現地スタッフらを国外へ退避させるため、航空自衛隊のC130輸送機が26日、首都カブールの空港に到着した。ただ、退避対象者が空港にたどり着いておらず、移送を断念。前日に続き、少なくとも2回は不調に終わったが、なお移送の機会を探っている。

 政府関係者が明らかにした。C130は、拠点を置く隣国パキスタンの首都イスラマバードからカブールまで移動したが、退避対象者が空港に着いていなかったという。25日にはC2輸送機をカブールに派遣したが、同様に退避者を運ぶことはできなかった。

 安全面や法律上の制約から、自衛隊は空港外での移動の支援活動を想定していない。政府関係者は「空港まで来てもらうところで苦労している」と明かす。イスラム主義勢力タリバンの検問所があるため、政府は退避対象者に証明書を発行。タリバンに所持者の通過を認めるよう働きかけるなどしている。

外務省幹部、発着枠は「複数回分確保」

 輸送の主な対象は国際機関で…

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