空港テロ「予断許さない状況」 政府、邦人ら退避は継続

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 アフガニスタンの首都カブールの国際空港付近で起きたテロ攻撃について、加藤勝信官房長官は27日午前の閣議後会見で「情勢は流動的で予断を許さない状況にある」と懸念を示しつつ、自衛隊機による日本人や現地スタッフらの退避を続ける方針を強調した。

 加藤氏は会見で、現地に残る日本人や在アフガニスタン大使館のスタッフ、派遣された自衛隊員について「けがなど生命身体に影響があったとの情報には接していない」と説明した。そのうえで「空港内等において、米国がしっかりと管理している。この状況には変わりはない」とも述べ、輸送機派遣の根拠である自衛隊法84条の4に定められた「輸送を安全に実施することができると認めるとき」との要件は維持されているとの認識を示した。

 テロから一夜明けた27日午前には首相官邸に外務・防衛両省の幹部らが集まり、協議した。両省幹部は「引き続き作戦は継続している」としているが、米軍の撤退を前に、残り時間は少ない。岸信夫防衛相は27日の閣議後会見で活動期限について、「実質的には今日くらい(まで)の活動を考えている」と述べた。政府は同日中に国家安全保障会議(NSC)を開き、今後の方針を協議することも検討している。

 政府は航空自衛隊の輸送機計…

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