大リーグ・エンゼルスの大谷翔平が26日(日本時間27日)、7試合ぶりとなる本塁打を放った。全30球団の中で唯一、本塁打数を40台に乗せ、同日時点で2位のゲレロ(ブルージェイズ)とは5本差をつけた。
なぜ、こうも本塁打を放てるのか。日本ハム時代のチームメートで、東京オリンピック(五輪)で金メダルを獲得した日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督は、直接本人に尋ねたことがあるという。
海外の投手を攻略することは、国際大会を勝ち抜く上で欠かせない。ましてや米国(世界ランキング4位)は、日本(同1位)のライバルと目され、東京五輪決勝の舞台でも、金メダルを争った。
「アメリカのピッチャー、なんで打てるの?」。稲葉監督の問いに対し、大谷の答えはシンプルだった。
「僕は、『どう打つ』ではな…