• アピタル

子どもの抗原検査キット使用「マストではない」 文科相

新型コロナウイルス

桑原紀彦
[PR]

 新型コロナウイルス感染対策として政府が幼稚園と小中学校に配布する抗原検査の簡易キットについて、萩生田光一文部科学相は27日の記者会見で、具合の悪い子どもに対しての使用は「マスト(義務)ではない」と述べ、まずは帰宅させることが原則だと呼びかけた。

 政府は簡易キットを、9月上旬から全国の幼稚園と小中学校に計80万回分配る方針だ。教職員や子どもの感染をいち早く見つけるのが狙い。キットによる検査の対象は原則として教職員で、場合によって小4以上の児童生徒も含める。

 萩生田文科相は子どもにキットを使う場面として、保護者が共働きで子どもの迎えに来られない、診療所などが開いている時間に病院に行けない、といったケースを例示。「そういう可能性があった場合に補完的に使用することを前提としている」と述べ、個々の学校に届くキット数が限られていることにも触れながら「子どもが保健室に来たらただちに検査することを勧めているわけではない」と強調した。

 抗原検査はウイルスのたんぱく質(抗原)と反応する抗体を用いた検査法。配布される簡易キットは、鼻の奥に綿棒を入れてこすりつけ、その綿棒を浸した液体を判定用の容器に垂らすと15~30分ほどで結果が出る。教職員も子どもも自分で検査を行う。(桑原紀彦)

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]