部活や修学旅行「安易に中止せず可能性模索を」 文科相

伊藤和行
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 新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、萩生田光一文部科学相は27日の閣議後会見で、学校の部活動や修学旅行などについて「安易に中止ではなく、まずは延期を考えるなど可能性を模索してもらいたい」と述べた。政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長は25日、高校や大学の部活動や大会について、医療が逼迫(ひっぱく)している時期は延期や中止をするよう訴えていた。

 萩生田氏は、部活動や修学旅行、体育祭など学校の課外活動について、感染状況によってやむを得ず延期や中止することはあるとしつつ、「(来年)3月31日までが、その学年の学期。できる限り子どもにとって思い出に残る学習機会をなんとか実施してほしい」と訴えた。その上で、部活動では更衣室での着替えや合宿所での集団活動など、感染リスクが高い場面で一層の感染症対策に取り組むよう求めた。(伊藤和行)

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    内田良
    (名古屋大学准教授・教育社会学)
    2021年8月27日19時9分 投稿

    【視点】部活動は、「学校教育の一環」として学習指導要領には位置づけられているものの、教科(授業)や学校行事とは異なり、「教育課程外」の活動、平たく言えば「やってもやらなくてもいい」活動とされています。だからこそ、教員の長時間労働を受けて、今日では部