博多の商店街を彩る、仙台の七夕飾り 交流の証し

藤原慎一
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 東北・仙台の七夕飾りが、福岡市博多区の上川端商店街を彩っている。和紙で作られた長さ約5メートルの七夕飾りは、15年以上続く商店街の交流の「証し」でもある。

 淡い赤や紫の七夕飾りが、約200メートルのアーケードに連なり、風に揺れている。今月6~8日に仙台市の夏祭り「仙台七夕まつり」で飾られていた実物を、商店街が譲り受けた。

 飾りの提供は2005年から続く。博多祇園山笠が終わった後も街に活気をと、仙台の商店街に提供を頼んだのがきっかけだ。東日本大震災後の11年8月も飾りを連ね、福岡から東北の復興を願った。

 コロナ禍で昨年は仙台七夕まつりが中止となったため、飾りの提供は2年ぶり。上川端商店街振興組合の嶋田高幸理事長(80)は「商店街はどこもコロナ禍で大打撃を受けている。七夕飾りを通じて互いに励まし合いながら、苦境を乗り越えていきたい」と話した。七夕飾りは31日まで。(藤原慎一)