来年度後期の朝ドラは「舞いあがれ!」 空への夢抱いて

土井恵里奈
[PR]

 来年度後期の朝のNHK連続テレビ小説が「舞いあがれ!」に決まった。ものづくりの街で知られる大阪府東大阪市と長崎・五島列島を舞台に、主人公が飛行機への夢を追いかけるオリジナル作品となる。

空への夢、挫折と再生

 NHK大阪放送局が8月27日に発表した。時代設定は1990年代から現代で、東大阪育ちの主人公・舞が、祖母の暮らす五島を訪れ、空への憧れを抱く物語。夢はやがてパイロットから電動小型飛行機づくりへ。ものづくりの街と自然豊かな離島をロケ地に、主人公の挫折と再生を描く。

 脚本は、阪神大震災を描いたNHKドラマ「心の傷を癒すということ」などを手がけた桑原亮子さん。出演者は今冬に発表予定。

飛ぶには向かい風がいる

 制作者と脚本家のコメントは次のとおり。

 NHK制作統括の熊野律時(のりとき)チーフ・プロデューサー「空を飛ぶには向かい風が必要です。色んな人生の逆風を受けながら、高く飛ぼうとするヒロインのイメージがパッと浮かびました。飛行機を飛ばすには、たくさんの人の力が必要です。つくる人、飛ばす人、導く人、それぞれ違う力をもった人たちをつないで、夢を現実のものにしていくヒロインの物語。つらいこと、たいへんなことはあるけれど、空を見上げて夢を抱き続けるヒロインの姿を通して、毎朝明るい気持ちになれるドラマにしたいと思っています」

 脚本家・桑原亮子さん「パイロットは飛行機に乗る前、空を見上げて天候などをチェックします。必要に迫られて空を見上げているうちにいつのまにか元気が出てくるそうです。このドラマのヒロインも、つらいことがあるたび、空を見上げて前に進みます。その姿を見ているうちにいつのまにか元気が出てくる、そんなドラマになることを願っています」(土井恵里奈)