「甲子園は憧れであり続けて」 退任した本部委員の思い

辻健治
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 全国高校野球選手権大会の運営に携わる本部委員を長年務めた伊原登さん(71)が26日、勇退した。

 東淀工(大阪)で監督・部長を務め、2006年に大阪府高校野球連盟の理事長に就任した。夏の全国選手権では同年の第88回大会から本部委員として主に代表校の引率を担当。「選手が落ち着いてプレーできるようにと心がけた。初出場校や久しぶりに甲子園へ戻ってきたチームには、声かけを多くして特に気を配った」と振り返る。

 26日の準々決勝に登場した明徳義塾(高知)が最後に引率した代表校となった。府高野連理事長としてかじ取りは続く。「コロナ禍で経験したことは今後の糧になると思う。甲子園は球児を始め、多くの人にとっての憧れの場所であり続けてほしい」(辻健治)