最高気温34度、疲労隠せぬパラ選手 難しい体温調整

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 東京パラリンピックは27日、陸上やボートなどの屋外競技が続々と始まった。パラ選手の中には、脊髄(せきずい)損傷などで体温調節が難しい選手もいる。東京都内は午前中から気温が30度以上となり、環境省が発表する暑さ指数は「運動は原則中止」を呼びかけるレベルに。厳しい環境となった。

 夢の島公園アーチェリー場(江東区)で行われたアーチェリー。ランキングラウンドで、頸髄(けいずい)損傷などで体幹が利かないクラスの選手らは約2時間かけて、一人72本の矢を放った。合間に日傘をさし、頭から水をかぶるなどしたが、試合後は疲れた表情だった。

 岡崎愛子選手(35)もユニホームの下に、ジェルを凍らせた冷却ベストを着こみ、休憩のたび氷囊(ひょうのう)を首筋に当て、霧吹きで顔や体に水を拭きかけた。2005年のJR宝塚線(福知山線)脱線事故に巻き込まれ、首の骨が折れる重傷を負った。首から下にまひが残り、体温調節には「物理的に外から冷やすか、飲み物で中から冷やすしかない」。酷暑の大会を想定し、昨夏から対策を試してきたが、試合後は「やっぱり暑さが……」と話した。

 車いすテニスも、選手が地面…

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