小田急線刺傷、別の乗客も切りつけた疑い 男を再逮捕

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増山祐史
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 東京都世田谷区を走る小田急線の車内で乗客10人がけがを負った刺傷事件で、警視庁は27日、川崎市多摩区の無職対馬悠介容疑者(36)=殺人未遂容疑で逮捕、処分保留=を、別の乗客に対する殺人未遂と銃刀法違反の疑いで再逮捕し、発表した。「大勢の人を殺そうとしたのは間違いないが、最初に殺そうとした人以外、どこで誰を殺そうとしたか覚えていない」と供述しているという。

 捜査1課によると、再逮捕容疑は6日午後8時半ごろ、登戸(のぼりと)(川崎市)―祖師ケ谷大蔵(東京都世田谷区)間を走行していた快速急行の車内で、事件を起こすために包丁(刃渡り約20センチ)を所持し、50代女性を切りつけて殺害しようとしたというもの。女性は腹にけがを負った。

 女性は、最初に襲われ重傷を負った20代の女子大学生の向かいの席に座っていた。対馬容疑者は大学生を包丁で刺した後、逃げようとした女性の後ろから切りつけたという。ほかに2人が刃物による傷を、6人が打撲などを負っており、警視庁はこの8人に対する傷害などの容疑でも調べる。

 対馬容疑者は動機や経緯について、「以前から幸せな人を見ると殺したいと思っていた。誰でもよかった。電車での大量殺人を前から考えていた」といった供述を繰り返しているという。

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