結婚式の「演出」に違和感 独立したプランナーの理想は

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聞き手・前田朱莉亜
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 もっと自由に私たちらしく――。フリーのウェディングプランナー原田大二郎さん(37)はそんな思いで、LGBTQの人たちの結婚式にまつわる相談を受けています。従来の式には男性優位の演出が見受けられ、LGBTQだけでなく、男女のカップルの中にも挙式をあきらめる人が少なくないと感じているそうです。原田さんの考える理想の結婚式ってどういうものですか?

「嫁、主人、家・・・あなたはどう思いますか?」

アンケート「嫁、主人、家・・・あなたはどう思いますか?」の回答を8月30日14時まで募集しています。回答はこちらから。

2人が歩みたい道が見える結婚式

 昨年の夏まで結婚式場に勤めながら、プランナーとして多くのお客様の結婚式のプランを立ててきました。LGBTQの人のための結婚式をつくりたいという思いがあったのですが、勤務先の会社では性的少数者結婚式をPRしていなかったこともあり、プランニングの機会がなく、初めから独立を目指し勤務していました。退社後はクラウドファンディングで資金を集めて「Revolvo」というウェブサイトを開き、今はフリーのウェディングプランナーとして働いています。

 結婚式の計画を立てるときは、「2人はなぜ結婚式をしたいのか」をヒアリングし、生い立ちや仕事のことなども聞いてコンセプトを決めていきます。2人が歩みたい道が見えてくる、そんな結婚式にしたいと思いながら活動しています。

 会社員時代は、披露宴の演出や進行、会場の装花や装飾、パーティで流す音楽など、結婚式全体をプロデュースする仕事をしていました。結婚式は基本的に、新郎・新婦の名前の並び順や司会者が呼ぶ順番など、全てを男性から進めていく「男性優位」の形です。ただ、私はお客様に接する時には「結婚式とはこういうものです」と断定的な説明はしないよう努めていました。「今までのしきたりとは違うかもしれないが、自分たちはこうしたい」という希望がある方もきっといるだろうと思っているからです。

 でも、「一般的な結婚式」へ…

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