チェコのパラ選手とオンライン交流 韮崎の小学生

岩城興
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 山梨県韮崎市立韮崎小学校の児童らが27日、東京パラリンピック出場のため、市内で事前合宿をしている自転車競技ロード男子のチェコ代表、パトリック・ヤホダ選手(28)とオンラインで交流した。4年生約60人が、寄せ書きしたチェコ国旗を贈り、選手を励ました。

 市によると、ヤホダ選手は下肢の障害で最も重い「H1」のクラスで、手で操作するハンドバイクに乗る。今月9日に韮崎入り。同市と北杜市の運動施設や公道で、最終の調整をしている。

 27日の交流会は大型モニターを通してやりとりし、練習風景やバイクの紹介があった。児童らの「なぜスポーツを始めたのか」「最高何キロの速さが出るか、怖くないのか」などの質問に、ヤホダ選手は一つひとつ丁寧に答えていた。交流後、梅澤煌(こう)くんは「障害があっても速く、すごいなと思う。お話を聞いて元気が出ました。(競技では)がんばってほしい」と話していた。

 ヤホダ選手は、28日に富士河口湖町に移動。31日と9月1日に静岡県小山町の「富士スピードウェイ」で開かれる、タイムトライアルとロードレースに出場する。競技後には再び交流会を開く予定。

 韮崎市は、日本チェコ友好協会の事業で、2005年5月に首都プラハ郊外のメヘニツェ市の訪問団を受け入れて以来、交流を続ける。これをきっかけに今回、ヤホダ選手の受け入れ先となった。(岩城興)