京都国際、智弁学園と準決勝 「中軸をしっかりマーク」

吉村駿
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 第103回全国高校野球選手権大会で、京都代表として16年ぶりに準決勝進出を決めた京都国際。28日、決勝進出をかけ智弁学園(奈良)に挑む。小牧憲継(のりつぐ)監督に意気込みを聞いた。

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 ――これまで3試合を戦い、準々決勝はサヨナラで4強入りを決めた

 八回に先制されても、山口主将や中川らの3年生が「もう一回ここから」とベンチで声を出し、最後の逆転につなげた。さすが3年生だと思った試合だった。森下は疲れがあり、本来の投球ではなかったが、初登板の平野が、よく5回まで無失点で投げてくれた。

 ――準決勝の相手、智弁学園の印象は

 毎年強いが、特に今年のチームは能力の高い選手が多いなと感じている。春の近畿大会でも対戦したが、走攻守のどれを取ってもレベルが高い。優勝候補の筆頭だろう。

 ――警戒する選手は

 3番の前川君を打たせると相手に勢いがつきそうなので、打たせたくない。4番の山下君と、準々決勝は5番に入りサヨナラ打を打った岡島君も好調だ。この3人をしっかりマークしていく。

 ――中1日の試合となる準決勝への意気込みは

 ここまで試合を重ねて、体力的にしんどいのはお互い様。技術面というよりは、「勝つという気持ちは智弁学園に負けないようにしよう」と選手たちには話をするつもりだ。チャレンジャー精神で挑みたい。

智弁学園、投打にバランス

 智弁学園は1回戦から登場し、4試合を勝ち抜いてきた。

 4試合で25得点、6失点と投打のバランスが取れたチームだ。打線の中心は主に3番を務める注目の強打者、前川右京君。1年夏から甲子園を経験し、2、3回戦では本塁打を放つなど、長打力が魅力だ。不動の4番、山下陽輔君も今大会で毎試合の7安打。どっしりと構えた右打席から、左右に鋭い打球を飛ばす。

 投手陣は、主戦左腕西村王雅君と、右の本格派小畠一心君の二枚看板が軸。どちらも球威ある直球と、高い制球力を誇るだけでなく、1年時から登板し、マウンド経験も豊富だ。(吉村駿)