レバノン爆発、当時の首相に出頭命令 法的な追及の動き

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ドバイ=伊藤喜之
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 レバノンの首都ベイルートの港で約200人が死亡し、約6千人が負傷した大爆発を巡り、原因を調査している主任裁判官は26日、爆発当時の首相を務めていたディアブ暫定首相に尋問のため、出頭を命じた。爆発から1年を経て、当時の首相らへの法的な責任追及の動きが強まっている。

 主任裁判官のタレク・ビタル氏はディアブ氏について、爆発の危険性を知りつつ放置したことで、「故意による殺人」もしくは「過失」の疑いがあるとし、26日に尋問の期日を設定していた。しかし、ディアブ氏は法廷に姿を現さなかったため、9月20日の出頭を命令。従わない場合は身柄を拘束するとしている。

 爆発は昨年8月4日に発生。港の倉庫に保管されていた爆薬原料の硝酸アンモニウム2750トンが爆発し、死傷者に加え、爆風で約30万人が住居を失った。

 硝酸アンモニウムは港湾当局…

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