カブールのテロ「爆発1度だけ」米国防総省が異例の訂正

アフガニスタン情勢

ワシントン=合田禄
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 アフガニスタンの首都カブールにある国際空港付近で26日にあった爆破テロ事件について、米陸軍のテイラー少将は27日、爆発は1度だけだったと異例の訂正をした。当初、空港のゲート付近と、周辺のホテル付近で二度の爆発があったと発表していた。

 テイラー少将は27日に国防総省であった会見で「バロンホテル付近での二度目の爆発があったとは考えていない」と述べ、「どのように間違って報告されたかは分からないが、混乱のなかでは情報が誤って伝えられても驚くことではない」として、これまでの発表を訂正した。

 カブールの国際空港付近では26日、爆破テロが発生。国防総省は同日の記者会見で、空港出入り口の「アビーゲート」前で爆破テロとIS戦闘員とみられる複数の犯人による銃撃があり、米兵13人が死亡し、18人が負傷したと発表。これに加え、空港近くのバロンホテル付近でも爆発があったとしていた。

 一方、複数の米メディアがアフガニスタンの保健当局の話として伝えたところによれば、爆破テロで170人が死亡し、少なくとも200人以上が負傷したという。(ワシントン=合田禄)