感染相次ぐ刑務所、職員が温泉や会食 「自覚乏しい」

新型コロナウイルス

山下寛久
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 名古屋刑務所(愛知県みよし市)で、新型コロナウイルス感染対策の徹底が指示されている中、職員同士が居酒屋で何度も会食したり、せきの症状があるのに勤務を続けたりしていたことが、刑務所関係者への取材でわかった。同刑務所では27日までに職員11人の感染が確認されている。

 刑務所関係者によると、感染者の行動を調べた結果、感染確認前に職員同士で県外の温泉施設に出かけたり、居酒屋で頻繁に会食したりしていたことが発覚したという。

 刑務所関係者によると、管轄する名古屋矯正管区はこうした行動について「残念ながら自覚に乏しいと言わざるを得ない」とする注意喚起の内部文書を出したという。同刑務所は職員の感染が確認されたことは公表しているが、感染者の行動履歴は「個人情報」として明らかにしていない。

 同刑務所は一時、感染の可能性がある職員約120人を自宅待機とし、受刑者約60人を健康観察の対象として単独室に移すなどの対応を取った。同刑務所は「職員の配置換えなどで業務に支障がないようにしている。今後も感染防止や注意喚起を徹底していく」とコメントした。(山下寛久)

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