「酷暑ルール」の下、国枝・上地が好発進 車いすテニス

稲垣康介
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 車いすテニスは日本の男女のエースが、ともに圧勝で幸先良くスタートした。

 朝から気温が上昇して「酷暑ルール」が適用され、前日に続き、午前11時に試合が始まったのは屋根を閉じたセンターコートのみだった。第1試合で女子シングルスの第2シード、上地結衣がモレノ(アルゼンチン)と対戦。第1セットを18分で取ると、第2セットはあえてラリー戦に持ち込んでショットの感覚を確かめる余裕を見せ、6―0、6―1と快勝した。

 開会式では聖火の最終点火役の一人に選ばれた。「車いすテニスがもっともっと盛り上がればいい」。そのためにも、前回の銅を上回るメダルをめざす。

 続く第2試合は男子シングルスの第1シード、国枝慎吾がゲルゲリー(スロバキア)を6―0、6―1で退けた。「自分のどのプレーが調子が良いのか、しっかりチェックできた」「打球感はけっこういいですね」。2大会ぶり3度目の頂点に向け、手応えをにじませた。

 今大会は日本選手団の主将を務める。車いすバスケットをはじめ、球技の放送をテレビで見て、刺激を受けている。「やっぱりテンションが上がるので、あまり寝る前には見ないようにしています」と言った。稲垣康介