アフガン選手2人が来日 パリに避難し練習、競技出場へ

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 国際パラリンピック委員会(IPC)は28日、政権崩壊したアフガニスタンの2選手が来日したと発表した。男子陸上と女子テコンドーの2人で、男子選手は本来出場予定だった陸上100メートルは実施済みのため、9月3日の陸上400メートル、女子選手は同2日にあるテコンドーに出場するという。IPCは同国について、パラへの参加見送りを明らかにしていた。

 IPCによると、2選手は先週末にパリに避難し、練習を続けてきた。この日羽田空港に到着し、新型コロナウイルスの検査で陰性となって選手村に入ったという。IPCは「選手たちは大会への出場を通じて、アフガニスタンや世界の人々に対しての希望や平和、連帯を訴える」などとした。関係者によると、選手団長も来日したことがわかっている。

 IPCの広報責任者は28日午前の記者会見で、来日した選手が大会に出場できるかと問われ、「仮定の話はできない。選手は健康で、安全な場所にいる」と述べるにとどめた。24日の開会式では、ボランティアがアフガニスタン国旗を持って入場していた。