ステイホーム「苦痛でしかない」 少女が見つけた居場所

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浦島千佳
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 新型コロナの感染拡大を防ぐため、ステイホームを――。大人は簡単にそう言う。

 「でも、家に居場所がない子にとって、ステイホームは苦痛でしかない」

 10代の少女は、ため息まじりに早口で言った。

 7月中旬の夕方。少女は名古屋駅前に立っていた。人の流れは、もはやコロナ前とほぼ変わらない。

 仲間とキャラクターの着ぐるみを身にまとい、雑踏をゆく若者に笑顔で手を振る。振り返してくれた人に駆け寄り、少女はポケットティッシュを手渡した。

 コロナ禍。すぐに離れ、立ち止まるなど何か言いたいことがありそうな人には遠くから声をかける。

 「何してるんですか?」

 ティッシュは、名古屋市にあ…

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