サンマ、本州で今季初の水揚げ「値段まずまず」 岩手
岩手県大船渡市の大船渡漁港で28日、本州で今季初めてとなるサンマの水揚げがあった。大型船2隻が北太平洋でとった計46トンが魚市場で大きなケースに区分けされ、仲買人が品定めした。サンマは1匹120グラム前後で、1キロ600~700円の値がついた。
船員によると、風で波が高い日が続いて魚の群れが潜ってしまい、漁が難しかったという。船を所有する鎌田水産(大船渡市)の鎌田和昭会長(75)は「1隻20トン以上とれたのでよかった。大きさは例年並みで、値段もまずまずだ」と手応えを感じていた。(東野真和)
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