女性公務員の出勤、タリバンが初めて容認 医師など対象

アフガニスタン情勢

バンコク=乗京真知
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 アフガニスタンで権力を掌握したイスラム主義勢力タリバンの報道担当のムジャヒド幹部は27日、ツイッターで「保健省で働く全ての女性職員は職場に戻るように」と要請した。自宅待機を命じられていた女性公務員のうち、職場復帰を認められたのは保健分野が初めて。

 1996~2001年の旧政権時代に女性を抑圧して国際的な批判を浴びたタリバンが、今後どこまで女性の就労を認めるか注目される。

 タリバンはこれまでの会見で「女性公務員は新政権が発足するまで自宅待機を」と指示していた。

 今回の職場復帰は、全国の公立病院で働く医師や看護師、事務員らが対象とみられる。26日には首都カブールの空港付近で大規模な爆破テロが起き、200人を超える負傷者の治療で人手が足りなくなっていた。

 保健以外の就労がどうなるかは明らかでない。タリバンは「イスラム法の範囲内」でしか認めない方針で、女性の職業選択に何らかの制限がかかる可能性がある。(バンコク=乗京真知