米兵13人とアフガニスタン人170人が犠牲になったカブールでの爆破テロに対する米軍の報復攻撃を受け、バイデン米大統領は28日声明を発表し、「これは最後ではない。あの非道な攻撃をした者らを追い詰め、代償を払わせ続ける」と述べた。一方で、「現地の状況は極めて危険なままだ」とし、空港周辺でのテロ攻撃が再度ある可能性が高いとした。
バイデン氏は「米国に危害を加え、米軍を攻撃する者にはいつでも、我々は応酬する」と強調した。また、カブールの空港周辺での状況に強い懸念を示し、「今後24~36時間で(テロ)攻撃がある可能性が高い」と報告を受けたことを明らかにした。
米軍の撤退期限が31日に迫るなか、今後の米国民などの退避活動については、「今日、米軍が撤退した後も人々が退避するのを助ける手はずについて議論した」とした。
現地の米大使館は28日、「明確な脅威」があるとして、空港からすぐに離れるように求める脅威情報を出した。
報復攻撃は米軍が27日、ド…