タリバンが首都で「刀狩り」 住宅訪ね、銃や弾薬求める

アフガニスタン情勢

バンコク=乗京真知
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 アフガニスタンで政権を崩壊させ、権力を掌握したイスラム主義勢力タリバンが、首都カブールにいる人たちに、銃や弾薬をタリバン側に引き渡すよう求めている。タリバンと対立してきた政権幹部や治安機関員の抵抗の芽を摘む狙いがありそうだ。

 タリバンの報道担当のムジャヒド幹部が27日、「公用車や銃、弾薬を1週間以内に(タリバン側に)引き渡すように」とツイートした。

 同国では政権が崩壊した15日以降、タリバンが政府関係者の自宅や政府機関を訪ね、身辺警護などに使ってきた四輪駆動車や武器をタリバン側に引き渡すよう要求してきた。武器を隠す政府関係者がいる一方、私物まで没収するタリバン構成員もおり、引き渡しはスムーズには進んでいない。

 ムジャヒド幹部はツイートで、違反者を「取り締まる」とも語った。26日に空港付近で大きな爆破テロが起きたこともあり、タリバンは治安維持に神経をとがらせているとみられる。(バンコク=乗京真知