カブールに「安全地帯を」 英仏が安保理に共同提案へ

アフガニスタン情勢

パリ=疋田多揚
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 フランスのマクロン大統領は、米軍の撤退が今月末に迫るアフガニスタン情勢をめぐり、国外退避する人を保護する「安全地帯」を国連主導で首都カブールに設けるべきだとの考えを示した。近く英国と共同で、国連の安全保障理事会に決議案を提案するという。29日の仏日曜紙「ジュルナル・デュ・ディマンシュ」に掲載されたインタビューで述べた。

 マクロン氏は「安全地帯を設ければ、人道目的の活動が続けられる」と指摘。なお国外退避できないアフガニスタン人への支援を念頭に、米軍撤退後も周辺国の協力を得て活動継続を模索するべきだとの考えを示した。フランスは27日に退避作戦を終えている。

 マクロン氏は安全地帯を設ければ国際社会の関与が続くことになるため、「タリバンへのプレッシャーを維持することもできる」とも述べた。(パリ=疋田多揚)