ジャンボカボチャずらり 酷暑・長雨が響き収穫少なめ

寿柳聡
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 大分県日出町大神の原山地区で29日、ジャンボカボチャ大会があり、原山ボランティアクラブの会員らが各自の畑で育てた大きなカボチャを持ち寄った。地域おこしに役立てようと2001年から育てているアトランティック・ジャイアントという品種。過去には約240キロの大物が出品されたこともあるが、今年は長雨がたたり、46・2キロのカボチャが最も重かった。

 会員ら16人が5月20日に種まき。大物を狙って種を北海道産から米国産に切り替えたが、酷暑が続いた後に長雨に見舞われるという悪条件。収穫できたのは7人で、個数も例年の半分以下の37個だった。

 例年は「ジャンボカボチャまつり」と銘打って、地域の親子にハロウィーンを象徴する「ジャック・オー・ランタン」を作ってもらったり、重量当てクイズで賞品を配ったりとにぎわう。だが新型コロナ禍が厳しさを増す今年は名称を「大会」に改め、内輪の品評会にとどめた。

 打ち上げの宴会もやめ、一同は配られた弁当を手に解散。「終わった後の交流が一番のメインなのにそれができない。さびしいんじゃ、ほんとは」とクラブの塩川三次(さんじ)会長(70)。それでも会員らは「きれいで賞」「面白いで賞」など、出した品に応じた賞を受け取って笑顔を見せていた。(寿柳聡)