宿敵とのスパート勝負制し2冠 佐藤友祈「最大の武器」

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松本龍三郎
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 2冠をめざす戦いは、再び宿敵との一騎打ちになった。

 29日の東京パラリンピック陸上男子1500メートル(車いすT52)で、佐藤友祈(ともき)(31)が3分29秒13のパラリンピック記録で優勝した。日本陸上では3大会ぶりの金メダルとなった27日の400メートルに続く制覇。「ようやくパラの二つのタイトルを奪うことができた」とほっとした表情を浮かべた。

 前回のリオデジャネイロ大会で、佐藤は2種目とも銀メダル。2冠をさらわれたレイモンド・マーティン(米国)を東京で倒すことだけに集中してきた。

 400メートルでは佐藤が追い上げて際どく差し切ったが、今度はマーティンが背後にぴたりとついた。佐藤としては予想外の展開。だが、「スプリント勝負になると冷静に判断できた」。マーティンの息づかいを探りながら、最後の100メートルのスパート勝負を制し、そのまま逃げ切った。

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