サウナ問題の前市長「悪い情報、事実ではない」敗戦の弁

有料会員記事

[PR]

 29日投開票された大阪府池田市長選で、家庭用サウナを市役所に持ち込むなどした問題で市長を辞職して立候補した冨田裕樹氏(45)の落選が決まった。当選が決まった大阪維新の会の滝沢智子氏(40)らに、大差で敗れた。

 冨田氏は29日深夜、市内の事務所で支援者らに「私の不徳のいたすところでした」と頭を下げた。

 冨田氏は市長在任中、市議会の調査特別委員会(百条委員会)から、サウナの持ち込みを「市長としてあるまじき行為」と批判され、市職員へのパワハラも認定された。冨田氏は事務所で、パワハラなどについて「悪い情報の流布は、事実ではないと述べてきたが、そうしたことが短期間で伝えきれなかった」と語った。身につけたシャツの白色は、選挙戦中から「潔白」の意味を込めてイメージカラーに選んでいた。

 冨田氏は2019年の前回市長選の初当選時、大阪維新の会の公認を得た。20年のサウナ問題発覚後に離党。今回市長選は無所属で立候補した。一方、維新は冨田氏の市議時代の秘書で、維新の市議を辞職した滝沢氏を公認した。冨田氏は事務所で「政党政治に対して、個人の力というのはこれほどのものなのかというところを痛感している」とも語った。

■サウナ問題とは…

この記事は有料会員記事です。残り1133文字有料会員になると続きをお読みいただけます。