自由な出国「タリバンから確約」 米国や日本が共同声明

アフガニスタン情勢

ワシントン=合田禄
[PR]

 米国務省は29日、今後もアフガニスタンから市民らが自由に出国できるという確約を、タリバンから得たとする共同声明を出した。声明には日本や欧米諸国など約100カ国が名を連ねているが、ブリンケン国務長官は同日、米NBCテレビで「タリバンの言葉をうのみにしているわけではない。彼らの今後の行動で判断する」と述べた。

 声明では、全ての外国人と出国が認められたアフガニスタン人が「安全で秩序ある方法」で出国できるという内容の確約をタリバンから得たとしている。31日の米軍撤退後も出国が可能になるとみられるが、声明は「この合意を裏付けるタリバンからの公式声明に注目する」とも述べている。

 また、中国やロシアは共同声明に加わっていない。

 タリバンはこれまで、駐留米軍の撤退後もアフガニスタン人の出国を認める方針を示している。ブリンケン氏は米NBCテレビで「国際社会のタリバンへの期待を前に進めるためには、自由な渡航が不可欠だ」と話し、タリバンに確約の実行を求めた。(ワシントン=合田禄)