日産・三菱、22年度初頭に軽EV 100万円台も視野

神沢和敬
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 日産自動車三菱自動車は共同で開発してきた新型の軽の電気自動車(EV)を2022年度初頭にそれぞれのブランドから発売すると発表した。国からの補助金も利用した実質的な購入価格は200万円ほどになる見込みという。

 バッテリーは20キロワット時で、1回の充電で170キロ前後走れる。また、停電時などには、EVから自宅に電気を送ることも可能。開発は主に日産が担当し、三菱自の水島製作所(岡山県)にある軽自動車の生産ラインを増強して作る。

 三菱自は09年に軽自動車のEV「アイ・ミーブ」を約300万円で発売したが、価格がネックの一つで販売は伸び悩み、今年3月に生産を終えている。

 今回は高価格の要因であるバッテリーを小さくしたほか、共同開発で生産コストを落とした。東京都など、自治体独自の補助金なども組み合わせると100万円台半ばで購入できる可能性もある。補助金も追い風に低価格化を進めて、EV普及を目指す。神沢和敬