アフガンの空港にロケット弾攻撃 防衛システムで迎撃か

アフガニスタン情勢

バンコク=乗京真知、ワシントン=合田禄
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 アフガニスタンの地元メディアは30日朝、首都カブールの国際空港に向けて複数のロケット弾が発射されたと伝えた。誰が発射したかは分かっていない。米ホワイトハウスもロケット弾による攻撃を確認した。

 ロイター通信は米当局者の話として、米軍の撤退作業が大詰めを迎えた空港に向けて、最大で5発のロケット弾が飛んだが、空港のミサイル防衛システムによって迎撃されたと報じた。

 また、目撃者は地元メディアに、ロケット弾は空港付近の車から発射されたと語った。被害者が出たという報告は確認されていない。

 ホワイトハウスのサキ報道官は30日の声明でロケット弾による攻撃に触れ、「大統領は、地上部隊を守るために必要なことは何でも優先して実施するように再度指示を確認した」とした。空港での退避作戦は中断されずに続いているという。

 米国は過激派組織「イスラム国」(IS)の支部組織によるテロの恐れがあるとして、米国民に対して「空港から直ちに離れて」と脅威情報を流している。IS支部は自爆テロのほか、ロケット弾も多用してきた。

 空港付近では26日に大規模な爆破テロが起き、ISが犯行声明を出した。米軍が無人機を使って報復攻撃に乗り出している。(バンコク=乗京真知、ワシントン=合田禄)