鈴木孝幸が銀「幸運をありがたく」 今大会4つ目メダル

遠藤隆史
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 5大会連続出場の34歳は、冷静だった。

 男子200メートル自由形(運動機能障害S4)決勝。隣を泳ぐ選手が世界記録を6秒以上縮める泳ぎを見せても、鈴木孝幸は動じなかった。「100メートル時点でかなり差がついていた。途中からは気にせず自分のペースで泳いだ」

 最初から攻め、50メートルは首位で折り返した。前半でつくった“貯金”を生かし、2番目にゴール板をタッチした。「自己ベストが出なかったのは悔いが残るが、メダルをとれたことが大きい」

 今大会、このレースまでに金メダル一つと銅メダル二つを手にしていた。四つ目は今大会初めての銀メダル。「全部そろったのはたまたまだが、幸運をありがたくちょうだいしたい」と笑う。9月2日の50メートル自由形が最後の出場種目となる。「常に良い色を目指している。金メダルを狙いたい」と力強く宣言した。遠藤隆史