共産が「ぶれずに」正面見る新ポスター 立憲とは対照的

共産

横山翼
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 共産党は30日、次期衆院選に向けた新しいポスターを発表した。志位和夫委員長がまっすぐに正面を向いたもので、「なにより、いのち。ぶれずに、つらぬく」とのスローガンを掲げた。

 小池晃書記局長は記者会見で「コロナの感染の急速な広がりのもとで命を何よりも大切にする政治を実現しよう」との思いを込め、暮らしや平和を重視する姿勢も示したと説明した。

 写真については、小池氏は「ぶれずに貫くって言ったら、横を向いてたらだめでしょ。正面ぐっと見て、拳も握りしめて、委員長の決意がみなぎっている写真を使った」と語った。

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次期衆院選に向けたポスターを発表する小池晃書記局長=2021年8月30日、国会内、横山翼撮影

 衆院選で「野党共闘」をめざす立憲民主党はポスターに枝野幸男代表の横顔の写真を使い、「有権者にきちんと語りかける姿を表現した」(蓮舫代表代行)と説明している。

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衆院選に向けた新しいポスターを見る立憲民主党の枝野幸男代表=2021年8月18日午後、国会内、上田幸一撮影

 立憲との違いを問われた小池氏は、「政治思想の問題ではない。あくまで、好みの世界の問題。我々としてはまっすぐ前を向いて進むという決意を示すポスターにした」と述べた。

 共産はこれまで「居酒屋の灯を消すな」「コロナ自粛には補償を」と銘打ち、新型コロナで苦しむ飲食店を応援するポスターなどを作成している。衆院選に向け、この日発表したポスターと合わせて広げていく考えだ。(横山翼)

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「居酒屋の灯を消すな」と書かれた共産党のポスターを掲げる小池晃書記局長=2021年8月30日、国会内、横山翼撮影