伝説の刀工「天国」、刀剣ブームにはまるか 宇陀市

篠原大輔
[PR]

 このところの刀剣ブームが、奈良県宇陀市への追い風となるか。

 このほど同市菟田野地区にある「天国(あまくに)の井戸」と山城である「芳野(ほうの)城」が、国の「過疎地域等集落ネットワーク圏形成支援事業」の認定を受けた。天国は伝説の刀工で「日本刀の祖」とされる。1300~1400年前ごろ、天国が霊水をくみ、日本刀の原形を作ったと伝わるのが「天国の井戸」だ。

 市は9月2日開会の市議会9月定例会へ提出する一般会計補正予算案に、天国の井戸と芳野城でのイベント開催や史跡整備の経費として1685万円を盛り込んだ。金剛一智市長は「刀剣ブームですしね。新しい観光地として大いに期待します」と話している。(篠原大輔)