日本郵政、豪物流会社の事業売却が完了と発表 7億円で豪ファンドに

江口悟
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 日本郵政は1日、傘下の豪物流大手「トール・ホールディングス」のエクスプレス事業の売却が8月31日付で完了したと発表した。豪州ニュージーランドで宅配や貨物輸送を行っていたが収益が悪化。約7億円で豪ファンド「アレグロ」に売った。

 4月の契約時には6月末の完了を見込んだが、豪州ニュージーランド当局の承認取得に時間がかかった。トール社の事業のうち、倉庫業を含むアジア圏の企業向け物流は残している。

 日本郵政グループは2015年にトール社を買収し、約6200億円を投じて日本郵便完全子会社とした。国際物流参入で成長につなげる狙いだったが、業績不振で日本郵政は巨額の損失を計上していた。