• アピタル

「長期戦覚悟」日医会長、首都圏の12日解除は「難しい」

新型コロナウイルス

滝沢卓
[PR]

 日本医師会の中川俊男会長は1日の記者会見で、東京都など21都道府県に出ている緊急事態宣言について、特に首都圏を念頭に置き、期限となっている12日での解除は「難しい」との考えを明らかにした。

 東京都では8月下旬以降、1日あたりの新規感染者数が前週比で減る傾向にあるが、中川氏は「一気に改善するとは考えにくく、引き続き長期戦を覚悟しないといけない」として、「今までの(宣言の)解除基準で解除するのは難しい」と話した。

 中川氏は、臨時の医療施設を増やすことも含めて病床の確保に取り組み、重症者や死亡者を減らすことが重要だとした。一方で、感染拡大が収まらなければ重症者も増えてしまうとして、「病床に余裕があるから感染者が増えていても大丈夫だ、とは誰も思っていない」と発言。新規感染者が十分減らないなか、病床の状況が改善したことを理由として宣言を解除する考えを牽制(けんせい)した。

 また、感染力の強い変異株のデルタ株が広まっているため、新型コロナウイルスのワクチンを打った人でも感染する可能性にふれ、「ワクチンの2回接種が完了しているからもう安心とは言えない」とした。無症状のまま他人に感染させるリスクもあるため、ワクチンを接種しても「基本的な感染対策を厳重にしてほしい」と呼びかけた。滝沢卓

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]