「自分はできる。信じて」  コロナで死にかけたパラ選手のエール

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岩佐友
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 アーチェリー女子個人(車いすW1)の3位決定戦(1日)で敗れてメダルを逃した米国代表リサ・コリエル(56)は晴れやかな表情だった。「ここに来られただけで大きな成果。とても満足です」

 昨年11月、新型コロナウイルスに感染した。

 「ほとんど死にかけた」

 検査で陽性とわかって2週間入院。退院して3日後に心不全と腎不全を併発し、呼吸が思うようにできなくなった。さらに10週間の闘病生活に入った。

 希望となったのがパラリンピックだった。病室の天井を見ながら、東京で自分が試合に出る姿をイメージして病と闘った。

 「一瞬諦めようかと思ったこともあったが、それはダメだと言い聞かせた」

 これまでの人生も困難に打ち勝ってきた。

 17歳で米軍に入隊したものの、体調を崩して2年で除隊。23歳で多発性硬化症と診断された。徐々に手足に力が入らなくなり、車いす生活となったが、シングルマザーとして2人の子どもを育てた。

 アーチェリーに出会ったのは…

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