大阪・関西万博PRへ ドバイ「日本館」、ARなどデジタル技術駆使

箱谷真司
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 アラブ首長国連邦(UAE)で10月1日に開幕するドバイ万博に出展する「日本館」の詳細を経済産業省などが1日、発表した。AR(拡張現実)などのデジタル技術を駆使して日本文化の魅力を発信し、2025年大阪・関西万博への参加を呼びかける。世界中から展示の映像などを楽しめるウェブサイト「バーチャル日本館」も開く。

 日本館は2階建てで、日本の文化や科学技術を学べる6区域を設ける。事業費は国費58億3千万円を投じたほか、民間企業からの寄付金をあてた。開幕はコロナで1年延期された。開催期間は来年3月末まで。

 来場者にスマートフォンを貸し出し、会場内のどの展示物の前で時間を過ごしたかなどの移動データを収集。展示の終盤に、データから割り出した来場者の関心事などにあわせた映像が流れるしかけも準備する。

 大阪・関西万博の完成予想模型なども展示。環境などの課題解決につながるアイデアも募る。梶山弘志経産相はオンライン会見で「大阪・関西の魅力や万博のテーマなどを積極的に発信し、成功につなげていく」と語った。箱谷真司